宮城民主医療機関労働組合からのお知らせと新着情報
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宮城民医労 第55回定期大会について
場所:シルバーセンター 第1研修室
2018春闘学習
ベアでハッピー パワーアップ春闘
レッツ・ストライキ(18春闘)
教えてこなつちゃん 署名ってイミあんの?
【共同宣言】
共同宣言 強引な国会運営による「共謀罪」強行採決に強く抗議する
国連の人権専門家が日本政府に対し警察権力による個人のプライシー侵害への懸念を指摘し、日本弁護士連合会などの基本的人権の擁護を掲げる団体はもとより、法案審議が進むにしたがって、日本ペンクラブなど表現活動に携わる団体や、戦前の治安維持法で弾圧された宗教者団体など、多くの団体、個人が反対の声をあげていた。世論調査でも、今国会での成立に7割が反対するという状況にあった。
国有地の法外なディスカウントへの関与が疑われる森友事件、獣医学部新設をめぐる「ご意向」が指摘される加計学園事件の両疑惑事件で露呈している首相とその家族による国政の私物化と、それを黙認し忖度する政治家、官僚の存在が、政治や行政を捻じ曲げ、民主主義と真逆の方向に進み続けている。そのような政治は、法治国家の原則とは相いれず、人類が築き上げてきた現代国家とはかけ離れ、国民を無視し、国民に犠牲を強いる国家であると言わざるをえない。
立憲主義、民主主義を市民の手に取り戻すために、市民と立憲野党の共同をさらに前進・発展させ、安倍政治を変える国民運動をつくりだすことの必要性がある。
公益財団法人宮城厚生協会と宮城民主医療機関労働組合は、その決意のもと、安倍政権打倒に向けて今後とも奮闘するものである。
2017年6月19日
公益財団法人 宮城厚生協会
理事長 小熊 信
宮城民主医療機関労働組合
委員長 上野 俊雄
宮城民医労第52回定期大会 特別決議
ふたたび白衣を戦場の血で汚さない!
戦争法案の成立阻止のため全力を!
日本の平和と国民主権を踏みにじる安倍政権にNO!
日本は、侵略戦争の誤りを反省して日本国憲法を制定した。憲法前文は、この反省を「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意し、ここに主権が国民に存することを宣言」と述べる。そして第9条は、戦争を放棄し軍隊を持たないことを世界に宣言して、平和国家としての信用を得てきた。安倍政権が行おうとしていることは、憲法の理念を否定し、まさに「政府の行為によって再び戦争の惨禍」に導くものに他ならない。
日本医労連は、「ふたたび戦場の血で白衣を汚さない」を合言葉に、平和と医療を守る課題を、最重要課題として位置付けて運動してきた。いのちを守る医療・介護・福祉労働者の使命と、人のいのちを奪い合い傷つけ合う戦争とは相容れないからである。
しかも、憲法学者の違憲との見識を否定し、法律解釈は時の政府の権限とばかりに、従来の政府の公式解釈さえ否定し、十分な国会審議さえ行わずに採決を強行しようとする、国民と国会無視の独裁手法である。また、首相自身が国会審議前にアメリカに戦争法案の成立を約束した。さらには、自衛隊統幕長が米軍司令官に対して約束するなど、国会のシビリアンコントロールすら無視した暴走が明らかになった。
戦争法案に対する世論と運動は、青年・学生・学者・有識者・文化人、子育てママとあらゆる階層に広がり続け、国会や首相官邸前での行動、全国での大規模な集会や行動となってあらわれている。沖縄の辺野古新基地建設反対の運動においても、沖縄県民と日本全国の運動の中で安倍政権を追い込んできている。
私たち宮城民医労と組合員は、この運動をさらに大きく広げ、戦争法案の廃案と、平和と国民主権を実現するために奮闘する決意である。
ここに決議する。
2015年9月13日
宮城民主医療機関労働組合 第52回定期大会